投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント

2022年1月9日

どうも~ しんです。
今日は真面目ぶってレビューっぽいのを書きたいと思います(笑)

私は高配当株投資が好きですが、実は資産形成はつみたてNISAとiDeCoフル活用した全世界インデックス1本のインデックス投資家なんですよ~!

インデックス投資をするのに本を読む必要なんて無さそうですが、そう思えるのは今がいわゆる「強気相場」だからと思っているんです。

インデックスに突っ込んでいるのに数年にわたり全然資産が増えない、もしくは減るような状況も今後おとずれるであろうと思いますが、そんな時に淡々と投資を継続し続けることは、思いのほか精神的な強さが必要ではないかと想像します。鋼の精神力があればいいのですが、私は残念ながらそのようなものは持ち合わせていません。インデックス投資についてある程度は理解を深めて理論で補う必要があると考え、昨年、それっぽい書籍を物色して「数冊」ポチリました。

そう、インデックス投資のバイブルと呼ばれる2冊の名著!
ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著)、敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)です!

どちらもインデックス投資に関する情報が豊富であり(たぶん)、インデックス投資の優位性を学べ(たぶん)、これらをしっかり読めばインデックスをガチホすることなんて容易になるのでしょう(たぶん)!

「たぶん」を連呼しているのは・・・

そうです。皆様のご想像の通り、全部読んでいない(読めていない)からです・・・
だって、読み始めるとすぐ眠くなるんだもん(笑)数ページで挫折するのを繰り返しています(涙)

そんな私でも、「めっちゃ読みやすい!」と感じた本がこれです↓

投資の大原則
人生を豊かにするためのヒント


バートン・マルキール著
チャールズ・エリス著
鹿毛雄二、鹿毛房子訳

冒頭では以下のように書かれていて、とにかく読みやすさが際立つ本でした。私はもともと読むのが早いほうですが1時間ちょっとで読み終えちゃいましたね。あと、日本語訳も非常に滑らかで頭に入りやすい表現でした。訳本だと翻訳ってすごい大事ですよね。

投資について書かれた本は数多い。しかし、その多くは400ページ以上もあり、複雑で技術的な説明に終始していて、普通の人には難しい。誰もそんな分厚い本を読みたいとも思わないし・・・

・・・だからこそ、簡単に読めて、専門用語を使わない、投資の最も重要な基本原則を整理した本を出すことにした。

投資の大原則 p.15-16

もちろん内容のレベルは違うと思いますが(たぶん)、普通の人がインデックス投資について学ぶならばこれで十分じゃない?と思いました。興味があれば分厚い凶器みたいな本に進めばいいですし、入り口としては最適かと思います。

内容はインデックス投資に関してのみならず、タイトル通り投資全般において重要な事が丁寧に書かれていて、まさに「初心者向けの長期投資のバイブル」という感じですね!

複利の偉大さ節約のすすめから始まり、インデックス投資の優位性分散投資・リバランス・コストの重要性なぜ投資で失敗するのかなどの精神的な部分にも触れています。

「投資を始めた」もしくは「これから投資を始めたい」けど、とりあえず何か読んでみようかな?という方にはおススメの1冊です!

最後に・・・実はこの本で一番気に入っているところなんですが、著者達も個別株でワチャワチャしたり毎日株価が気になったりするというくだり!著者達の人間味を感じてこの本への信頼感がさらに増しました(笑)

クリックして貰えると嬉しいです!