「今、手にするお金」と「将来、手にするであろうお金」を考える

どうも~ しんです!
私はインカムが好きで高配当株投資をしています!
今回は「今、配当として貰えるお金」と「将来まで使わずに増やすお金」について考えてみます!

高配当株投資に対しては賛否両論、さまざまな意見を目にすることがあり、その中でも一番多く目にするのが「高配当株投資は課税されて効率が悪い」という意見です。これについては思うところを以前の記事でも記しました。私は配当金はその使い道が自由であり、上手に使えればとても素晴らしいものだと思っています。

「今、手にするお金」と「将来、手にするであろうお金」

配当金に限らず「今手にするお金」と「将来手にするであろうお金」は等価値ではないと考えています。例えば「今手元にある100万円」と「将来手にするであろう100万円」ではどちらが価値があるのでしょう?

手元の100万円で米国インデックスの投資信託でも買って1年放置すれば、今の相場なら120~30万円位になるかも知れませんよね。つまり、「今の100万円」は「1年後の120万円」と同等の価値があり、「今の100万円」は「1年後の100万円」より価値が高いという考え方が出来ます。

「現在価値」とか「将来価値」という金融用語があり、この概念を表す専門用語のようです。難しい事はわかりませんが(笑)

「金利と時間によって将来価値は複利で増えていく」
私たちはこれに期待して将来の資産を増やすために投資をしているわけですね。

これは投資で今あるお金を増やすための概念であると同時に、私は「今使うことにも価値があるんだよ」と言われているような気がしてなりません。

お金の価値って何だろう

ところで、お金の価値って何でしょう?

銀行の預金額?
証券口座の資産評価額の数字?
それともバスタブにお金を敷き詰めて入る札束風呂?

ただお金を持っているだけでは何の役にも立たないですよね。まあ最後のは物理的にお金を使うという特殊なケースで、ある意味価値があるかもですが(笑)

普通はお金を支払ってその対価として「もの」や「サービス」を受け取る事でお金の価値が生まれますが、「どう使うか」「いつ使うか」でお金の価値は変わってくると思うのです。

「喉がカラカラで飲むビール500円」と「二日酔いで飲むビール500円」
同じものを同じ値段で買っても、その「価値」って違うと思いませんか?

そして、今お金を使う事でしか得られない価値もまたあると思うのです。

見えない価値

今、素敵なお金の使い方が出来ればそれだけで価値が高くなるわけですが、その結果として得られた「経験」や「思い出」という数字で表せない副産物もまたプライスレスな価値をさらに生み出してくれると思っています。

「高校時代の甘酸っぱい思い出」なんて今どんなに札束持っていても(持ってないですけど)決して買えませんからね(笑)当時、遊びに行ったり食事をしたりお金を使った事で得られた思い出。こういうのもお金の「見えない価値」なんじゃないかなと。

また、大学時代にはパチンコや競馬で相当お金を使いました(涙)
今思えば、いい思い出です(`・ω・´)キリッ(それは単なる浪費だろう)

もちろん20年後、30年後の「経験」や「思い出」にも「見えない価値」はあるでしょう。
しかし「経験」や「思い出」にも複利効果があって、時間とともにその価値がより大きくなることがあると感じています。よくお年寄りが嬉しそうに昔話をしてくれますよね?えっ?それは違うって?まあ、いいでしょう。

老後資産形成のため長期インデックス投資を行って「将来、手にするであろうお金」を増やそうとしていますが、それだけでなく、「今、手にするお金」も含めてお金の価値を高めていきたいと思い高配当株投資を行っています!

お金に色はついていないけど

お金を上手に使いたい!と思って高配当株投資をしているわけですが、こう言われることもあります。

「使うお金はとっておいて、残りを投資すれば良い」
「わざわざ投資して配当をもらって使うのは非効率」

そうなんです。そうなんですけど、「そうじゃないんだよなぁ~」って思うわけです。

確かにお金に色はついていませんから、「手元資金から1万円を使うの」と「配当金を1万円を使う」のとは同じと言えるかも知れません。しかし、自分の中ではこれらは明らかに別物で、前者は「ただの支出」ですが後者は誰が何と言おうと「投資の果実」なんです。(もちろん、配当金をわざわざ引き出して使うという意味ではないですよ)

そう思える事で「我慢していた物を買う」とか「今までは使わなかった事に使ってみる」とか、新たな価値を生み出すきっかけになってくれるような気がしています。

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