高配当株投資に対する考え方

2021年10月27日

どうも~ しんです!
さて、今回は高配当株投資に関する内容です。

しん家では2020年より本格的に投資を開始(再開)しましたが、資産形成用のインデックス投資とは別に日々のお小遣いや趣味を楽しむために高配当株投資を実践しています!

なぜ高配当株投資をするの?

根本的な考え方は以前の記事に記しました(投資の目的)。
それ以外の部分での高配当株投資を選択している理由についていくつか挙げてみます。

1.売りが難しい

ぶっちゃけ片手間に投資している素人おじさんである私が適切な株の売買タイミングを計るなんて出来るわけがありません(笑)売買タイミングが命であるグロース株などの無配株でコンスタントに利益を上げていくのは私には無理だと自覚しているんです(涙)。

2020年は少しだけグロースもかじりました。
幸いコロナショック後の何でも上がるような金融相場のおかげでそれなりにプラスにはなりましたが(TSLAちゃんありがとう)、投資額が多くないため利益の割に手数料がかさみましたし労力に見合わないなと。
あと性格的に銘柄分析してちょっと期待できそうだと全部欲しくなっちゃうんですよ(笑)で、購入資金確保のため保有している他の銘柄を売ってしまう。そうすると売った銘柄の方がその後に爆上げしたり(笑)
「自分は一体何をやってるんだ?」という自問自答を繰り返していました。

いや、面白いんですよ!好きなんですよ!グロースも!
元ギャンブラーとしては狙った銘柄がダブルバガーとかシビれますし、短期的に大きな利益が得られる可能性ありますし。やっぱり夢がありますからね!

でも、自分には不向きだなと(涙)そう悟った私はグロースから足を洗ったのでありました。
(ドリーム枠でASTRやGXTGは買ってます)

一方、高配当株は定期的かつ自動的に利確してくれるようなものですから、「買い」と「売り」のうち、「売り」を考えずに投資の果実を享受する事が出来るわけです。「素人が投資成績を悪くするマイナス要素」を減らしていると言い換えてもいいかも知れません。

2.計算がしやすい

配当金は基本的に企業の業績により変動します。
もちろん減配もありますがある程度は予想できますし、配当は株価のような短期的な激しい値動きはありませんので、今後のインカムの見通しが立てやすいと実感しています。

株価ももちろん業績の影響はあると思います。しかし、それ以上に需給に左右されますから計画的に売却して利益を確保するというのは至難の業だと考えています。決算が良くても下落するとか意味わからんのですよね・・・

「来月は多めに配当が貰えるから、○○買おうかな?」とか
「使う事ないから、再投資しよう!今ならあの銘柄がお得かな?」とか
「とりあえずキャッシュを確保しておこう!」とか
配当は自由度が高く、使い道を計画的に決めやすい点が気に入っています。

3.資産を使うステージでは税金がお得

利益に必ず伴うもの、税金ですね・・・

一般的に高配当株投資のデメリットとして配当課税が挙げられます。

配当を受け取ると特定口座内であれば配当課税20%が源泉徴収され、受け取れる額はおよそ80%、米国株に関しては外国税も加味すると約72%にまで目減りしてしまいます。ただ、利益を得た時は課税されるのが当たり前であり、株式売却による譲渡益税も利益の約20%が源泉徴収されますので、高配当株に限ったデメリットではありません。

同一銘柄への配当再投資に限れば課税され目減りした分の複利効果が弱まりますから、配当を出さない銘柄と比較してのデメリットと言えるでしょう。ただし、その時々で割安な銘柄を選択して再投資が可能なことを考慮すると一概に不利とは思えないですし、損益通算を使った「損出し」等の節税テクニック(課税の先送りですが)も実施しやすいので、個人的にはあまりデメリットとしてのインパクトはありません。

むしろ本格的に資産を使うステージでは、自由度がない譲渡益税と比較して総合課税が選択可能で配当控除や外国税控除が使える高配当株に軍配が上がると考えています!

4.単純にうれしい!

ごやごちゃ御託を並べましたが、なんだかんだ言ってやっぱりこれなんです!高配当株投資に否定的な方からは高配当教って言われちゃうかも知れませんが(笑)

自分が気に入った企業の株を買い、その企業が得た利益の一部を株主として頂く!
これこそが、やっぱり投資の王道な気がするんですよね。

どこまで増やす?

これは特に考えていません(笑)

2021年10月22日の時点で年間約30万円ほどの配当額になる計算です。月にならすと約2万5千円。投資をしていなかった時には「ある意味死んでいた」お金が今ではこれだけの配当を生み出してくれるわけです。

ついついもっと欲しい!と思ってしまいますよね。

具体的には決まっていませんが余剰資金は高配当株へと注ぎ込み、金の卵を産むガチョウを大きく育てていきたいと思っています。できれば月10万位になるといいなぁ~なんて。
まあそうなったらもっと欲しくなるんでしょうけど(笑)

現在のしん家の高配当株ポートフォリオ

日本株は個別で25種、米国株はETF75%・個別株25%で運用しています。

日本株に関して惹かれる高配当ETFがないので、ネオモバでコツコツと増やしているところです。
開始当初はこびと株さんのブログを参考にさせていただき、高配当株の中からIR情報を眺めて選別してきました。幸いにしてコロナ禍で始めたこともありほぼ全銘柄含み益があります。お得かな?と思った銘柄を適当に買い増ししていく緩い感じでやってますので、なかなかキレイなダーツになりません。
(9984SBGはポイント投資なので例外)

一方の米国株はETF中心ですね。米国株は魅力ある高配当ETFがありますのでそれだけでいいかなとも思いますが、気になった個別株もトッピング的に加えています。また、個別株は将来的な増配も期待して長期ホールドの予定です。基本的には割安な銘柄を買いホールド、含み益が多くなれば割安な(利回りが上がった)銘柄へ一部乗り換えという作戦です。あくまでインカム狙いです!
(ASTRとGXTGはドリーム枠なので例外)

ETFは元々はSPYDとHDVの2本柱だったのですが、毎月配当の魅力と高利回りに勝てずQYLD、SRET、SDIV、YYYが増えてきました。まだ43juniに登録がないのでグラフには載っていませんが昨日はJEPIも追加しています。

今後の方針

配当控除が非常に強力なため将来的には日本株の配当を増やしたいのですが、利回りや株価も含めてやはり米国株が強く日本株比率はなかなか上がりません。

ドル高局面のうちはドル転しての米国株の買い付けは基本行わず、米国株の配当での買い増しと乗り換えを中心に行っていこうと思っています。日本株は気が向いた時にちょこちょこ買い増しですね!

以上、高配当株に対する考え方でした。

クリックして貰えると嬉しいです!

投資税金,配当,高配当

Posted by shin40