米国 vs 全世界!なぜ全世界インデックスを選択したのか?
どうも~ しんです!
高配当好きの私ですが、実は資産形成はインデックスの長期積み立てにお任せしているインデックス投資家なんです!
私は目的別に株式投資をしていますが、資産形成用は「ほぼ」全世界インデックスを選択しています!
「なぜ、米国ではなく全世界を選択しているのか?」について自分の考えをまとめてみました!いつも通り緻密な分析とかではありませんので悪しからず・・・ちなみに、あくまで積み立て投資を前提としたお話です。
Contents
長期的な資産形成は非課税枠で全世界へ投資
長期で複利を活かしてひたすら含み益を増やすインデックス投資は非課税枠と相性が良いと思いますので、つみたてNISAとiDeCoをフル活用して長期気絶投資をしています。評価額もほぼ見ません。
金額にすると、33,333円×2+23,000円×2=112,666円を毎月拠出していることになります。
【しん】
つみたてNISA:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
iDeCo:ニッセイ外国株式ファンド、 eMAXIS Slim 新興国株式、 eMAXIS Slim(国内株式)TOPIX
(上記3つをオルカンと同等の比率となるよう適当にスイッチング実施)
【嫁ちゃん】
つみたてNISA: eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
iDeCo:eMAXIS Slimバランス(8資産均等)
すべて eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(以下オルカン)じゃない理由は、SBI証券のiDeCoで取り扱いがないためです。また、楽天・全世界株式インデックス・ファンドも無いのです。SBI証券のiDeCoセレクトプランでは全世界対象インデックス投信として、SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)がありますが、ベンチマークからの乖離が大きいようで選択していません。
また、以前からニッセイ外国株式ファンドを買っていたこともあったので、「どうせベンチマークから乖離するのであれあばeMAXIS Slimシリーズをつけ足してオリジナル・オルカンにしちゃえ!」と考え、私のiDeCoは現在3つの投信の組み合わせとなっています。大雑把にオルカンの日本株、先進国株、新興国株の比率にだいたい合わせています。
iDeCoはスイッチング(リバランス)が無料で出来る事も大きなメリットであり、上記の比率がオルカンと大幅にずれてきたら適当に合わせるつもりです。(実は、ひそかにリバランスボーナスに期待しているのは内緒)
嫁ちゃんは安定志向なのと、二人分上記のスイッチングするのメンドクサイなぁと思ってしまったので8資産均等にしました。まあこれはこれで全世界ですよね(^_-)-☆
なぜ米国ではなく、全世界なのか?
理由その1:迷いたくないから
インデックス投資を始めた当初はつみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買っていましたが、迷いが生じて楽天・全米株式インデックス・ファンドに切り替え、さらに迷った上で現在はオルカンに落ち着いています。右往左往(汗)
米国中心に買っている時には常に迷いがありましたね。
「やはり世界の中心は米国!」
「S&P500じゃなくてVTIの方が良くない?」
「でも、米国が弱い時期もあるよね?」
「これからは新興国じゃない?」
様々な情報や意見を目にするたびに心が揺れ動きます。そして、その葛藤がおそらくずっと続くのだろうと思いました。そんなの嫌だよ・・・
下は有名なグラフですが、実際に時代によって国の盛衰が変わっていることがよくわかります。
意思の弱い自分は米国株インデックスを買っていても他の先進国や新興国が強い時期にはそちらが欲しくなり、下手をしたら乗り換えてしまうかも知れません。それは自ら率先して高値掴みをするようなもので、おそらくリターンを下げるだけでしょう。長期投資、特に積み立て投資をしているのであれば成績が振るわない時に愚直に買い続けていかなければなりません。
数年、低迷した時に自分は米国に一途でいられるか?
自問自答してみると、答えはあっけなく「No」でした(笑)
それでは、どうしたら良いのか?
隣の芝生は青く見えるもので、自分が持っていないものが気になってしまうのは人間の性なのでしょう(私だけ?)。そこで、それなら「全部持てばいいじゃないか!?」と思い至ったのであります。
自分の性格と照らし合わせた時に、全世界という欲張りちゃんはとてもしっくりくる選択でした。
理由その2:米国が良くても悪くてもOK
とは言え、たぶん米国がやっぱり強いのだろうなとは思います。今は全世界インデックスのおよそ5~6割が米国ですから、これ以上の割合が続くのであれば米国の方が若干リターンが良いのでしょう。
でも、未来はわかりません。
わからない未来に長期間お金を投じる以上は、私はやっぱり全部持っている方が安心出来ます。
米国だけだと米国の浮き沈みに一喜一憂することになるでしょうが、全世界なら米国が良くても悪くてもどちらでもOKなのですから!
理由その3:そもそもインデックス投資って「全部」買うからいいのでは?
効率的市場仮説に基づいたインデックス投資のそもそもの考え方は、「市場は効率的だから選ばないで時価総額荷重で全部買う」っていう事だと理解しています。(雑・・・)
米国インデックスを「選択する」という事は、米国に「賭ける」という事。
- NASDAQが強そうだからQQQを買う
- ハイテクは伸び続けるからVGTを買う
- これからは自動運転の時代だからテスラを買う
もちろん程度は違いますが、何かを「選択」する時点で本質はこれらと同じなんじゃないかなと思うわけです。なので、「選択」を排除した全部盛りの全世界インデックスがやはりインデックス投資の王道だと考えています。
資産形成はこれで完結
つみたてNISAとiDeCoをフル活用したしん家の資産形成では全世界インデックスを選択していますが、なぜ全世界を選択しているのかについて自分の考えをまとめてみました!
結局のところ20年以上先を見据えた長期投資となると、心穏やかに投資している事も忘れるくらい放置することが出来る方法が最適なのかなと思いますので、自分には「積み立て」×「全世界」がピッタリでした!
これらの自動積立と安全資産を合わせて考えると資産形成はもう完結と考えています。
ちなみに、これはあくまで資産形成用としての長期の積み立て投資での話であり、「今、余剰資金をインデックスに一括投資するなら?」という話なら米国株式を選ぶかも知れません。
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