楽天SCHDに投資しました
どうも~!しんです!
先日、楽天SCHD(楽天・高配当株式・米国ファンド)に投資しました。
このファンドについて自分が投資した理由を整理したので、後で「何で買ったっけ?」とならないよう記録として残します(笑)
Contents
楽天SCHDとは
楽天SCHDは楽天証券で2024年9月より取扱が開始された投資信託です。あっという間に純資産100億円を突破しましたね。すごい人気です!
米国上場の高配当ETFであるSCHDを保有するファンドですが、詳しいことは他の方のブログ等を参考にしてください(丸投げ)。
たかにんさんの記事↓
ゆーたんさんの記事↓
楽天SCHDに投資した理由
何となく良さそうだから(笑)
なんですけど、それだと記す意味がないので理由を絞り出してみます。とはいえ、結局は過去のデータを見るだけなんですけどね…
まず、NISAの成長投資枠での投資を考えていたので、とりあえずは長期的にキャピタルロスが無さそうというのと、高い増配率による将来的な増配への期待が大きな理由ですが、それ以外を以下に列挙してみます。
高配当ETFの中ではパフォーマンスが突出している
本家ETFのSCHDと各種メジャー高配当ETFをSCHDの設定来で比較してみます(ETFreplay.comより)。
年率リターン:SCHD 13.2%、VYM 12.2%、HDV 10.4%、DHS 10.6%
ボラティリティ:SCHD 15.5%、VYM 15.4%、HDV 14.7%、DHS 15.1%
最大下落率:SCHD 33.4%、VYM 35.2%、HDV 37.0%、DHS 37.3%
リターンは高配当の王道ETFであるVYMを上回り、最大下落率も一番低く抑えられています。これを見るとSCHDを選びたくなりますよね。
S&P500と比較しても遜色のないパフォーマンス
次に、SCHDと一般的なインデックスであるS&P500をベンチマークとするETFのVOOを比較してみます。
年率リターン:SCHD 13.2%、VOO 14.7%
ボラティリティ:SCHD 15.5%、VOO 16.8%
最大下落率:SCHD 33.4%、VOO 34.0%
さすが、天下のS&P500ですね!
ボラティリティと最大下落率はやや劣後するもののリターンはSCHDを上回っています。
「じゃあVOOでいいじゃん」だと面白くないので、SCHDを買える理由をもう少し考えてみます。
なぜVOOは強いのか?
まあ難しいことはよくわからないですけど(笑)、近年のVOOのリターンを引っ張っているのはやはりM7等に代表される大型グロース株なのでしょう。
S&P500グロース指数ETFのVOOG、同バリュー指数のVOOV、S&P500指数ETFのVOOを比較したものがこちらです。
バリュー指数のVOOVと比較するとグロース指数のVOOGが大幅にアウトパフォームしています。両方含んでいるVOOは当然その中間のパフォーマンスになります。
グロースは強い!でも、ずっと強いの?
ここ十数年はずっとグロースが強い(というかGAFAMが強すぎた)相場が続いていますが、果たして今後はどうでしょう?
下図は1983年~2022年における、Russell1000のグロース株とバリュー株の相対的なパフォーマンスを示したものです。赤がグロース優位、青がバリュー優位な時期ですね。
2009年頃からグロースのアウトパフォームが続いており、これは今後も続くかも知れませんが、ややグラフがバリュー優位に向かっているようにも見えます。
グラフを俯瞰して見れば、グロースとバリューは交互にその優位性が循環しています。2009年以前はむしろバリュー優位の期間の方が長いようにも見えます。今後グロースがバリューに劣後する期間が数年続いても何ら不思議ではありません。
バリュー主体なのにSCHD強くない!?
SCHDは高配当ETFですからその構成銘柄は当然バリュー株主体となります。
ところが、グロース全盛のこの十数年の間、バリュー主体の銘柄構成でありながら好調なグロース株を多く含むVOOに肉薄するパフォーマンスを上げているのです。
もし、今後、バリュー全盛期が訪れたらどうなってしまうのか…
未来はわからないが…
これからはバリューが強いのかグロースが強いのか。それは私にはわかりません。
これまでのパフォーマンスを見ると、今後も仮にグロース優位な相場が続いたとしても、そう悪い結果にはならないでしょうし、バリュー優位になればVOOをアウトパフォームすることも期待できるのではないかな?
まあ、グロースとかバリューとか関係なく全部持つVOOやVTIでいいじゃん!と言えばそれまでなのですが(笑)、高配当ETFでも十分楽しめるパフォーマンスですし、そんなに悪くないんじゃない?と思う訳であります。
ということで、今後もNISAの成長投資枠で買っていこうと思っています。
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