高配当株どうする?~2022年後半へ向けて~

早いもので2022年も後半に突入しました。
最近は時が経つのを早く感じますよね~(-_-;)

さて、米国株市場はまだまだ下がるのか?底打ちなのか?景気はどうなる?金利は?
わからない事だらけですが、わからないなりに考えつつ投資を続けていかなければなりません。

高配当株・ETFポートフォリオも少々入れ替えがありましたので、自分の頭の中の整理と今後の方針の確認のため記事にしてみました。

2022年7月16日現在の高配当ポートフォリオ

個人的に高配当株・ETFは、①利回り担当(現在志向)、②配当成長担当(中期~長期志向)、③その他(低ドローダウン、アセット分散)の3つに分けて銘柄選択を考えるようにしています。

① 利回り担当(現在志向):主にカバード・コールETF

これらに求めるのは、ひたすら利回りです。
極力多くのインカムを稼いでもらい、好きな事に使うもヨシ!割安銘柄に投資するもヨシ!の自由な使い道を提供してもらいます。毎月分配なのも自由度が高くていいですね!また、株価が上がりにくい(下がりやすい)特徴を活かし、キャピタルロスを損出しに利用することで課税を繰り延べ配当課税のデメリットを軽減させます。

② 配当成長担当(中期~長期志向):DGRW、VYM、日本株など

いわゆる高配当株がこれに該当するかも知れません。増配によりYOC(イールドオンコスト/取得価利回り)の上昇を期待します。中期~長期的な配当増加が目的。また、割安な時に買い付けることで一定の含み益が生まれ、ポートフォリオ全体での過度な含み損を防ぐ精神的支柱にもなります。

③ その他(低ドローダウン、アセット分散):債券ETF、REIT ETFなど

日米での分散もしていますが、債券や不動産といったアセットを分散させることでポートフォリオ全体の値動きの安定化を図り、株式の暴落時には下落が小さければ売却して株式購入の資金にすることも考慮します。

現在は①:②:③がおおよそ、4:5:1くらいでしょうか。
③に関しては、今後の中期的にみた金利低下や円高への揺り戻しへの対策として為替ヘッジありの債券ETFを増やしていますので、4:4:2位になっていくかも知れません。とは言え、金利なんて読めませんしヘッジコストもそれなりにかかっていると思いますので、この判断が吉と出るか凶と出るかはわかりません(笑)

配当金額

年間予想配当金額は税引き前で48万円。年始からみると12万ほど上乗せに成功しました!ざっくり含み益が7~80万(10%ちょいプラス)という感じですが、円高になったらあっという間にマイナスになりそうです(笑)

今後の方針

こんな感じで銘柄選択の理由付けをしているわけですが、ぶっちゃけ後付けの部分もあります(笑)

これで投資の成績が向上するわけではないかも知れませんが、ある程度は「保有の理由」をはっきりさせておいた方が自分の中でスッキリするというか、どういう状況でも心穏やかに続けられるのではと思っています。

基本的な方針としては今までと変わらずにお得と感じたものをポチポチしていこうと思いますが、現状では債券ETFがとても魅力的に感じて多めに買い付けている状況であり、もう少し増えていく気がします。日本株はネオモバでポチポチです。

コロナショックではSPYDがとても魅力的でしたので注力して買っていました。株価の大幅な下落により利回りが上がっていましたし、下落理由を考えるとまず株価は戻るはずという思惑からでしたが、結果としてインカムとキャピタルの双方の恩恵を受けることが出来ました。今はそれと同じ魅力を債券ETFに感じているところです。

SPYDへの投資も報われるのにはそれなりの時間が必要でした。短期的には債券ETFも値下がりするかも知れません。しかし、インカムを頂戴しつつ気長に待てるのが高配当投資の魅力の一つですから、長い目でみていきたいと思います。

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